皓星社メールマガジン、第52号をお届けします。月に1度、株式会社皓星社の「ざっさくプラス」最新情報、新刊案内、グループ会社の絵本出版・ハッピーオウル社の新刊案内、そして近代出版研究所の活動等を配信します。ぜひお知り合いの方々へ転送、拡散ください。
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目 次
☆ ざっさくプラスニュース
★ 皓星社出版ニュース
★ フェア・イベント案内
☆ 近代出版研究所だより
★ ハンセン病資料館友の会だより
☆「皓星社友の会」のご案内
★ 編集後記
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☆ざっさくプラスニュース
【先月からの新規登載情報】
新規登載雑誌は、X(旧Twitter)ざっさくプラスアカウント(@zassakuplus)で随時お知らせしております。真面目なものからとぼけたものまで、世の中のいろんな面白い雑誌を紹介していきます。フォロー&リアクションいただければ励みになります**。**
ここしばらく、現在準備中の人物情報データベース「じんぶつプラス」にリソースを割いているので登録誌数が減っていますが、数々のユニークな雑誌の登載準備を水面下で進めています。乞うご期待!
〇独自登載分
「季刊クリエティビティ」第1号(1965年7月)~第33号(1973年7月)
※電通発行の広告デザイン誌(季刊)で、「電通調査と技術」の後身。国会図書館欠号の1~5号を補充して登載、全号通しての検索が可能に。小林太三郎、片岡七郎、村田昭二、西尾忠久、重森弘淹、日向あき子らが寄稿。
「饕餮」創刊号(1993年8月)~第6号(1998年9月)
※北海道大学中国文学研究室を中心とした中国人文学会の研究同人誌。7号からNDL「雑誌記事索引」に採録されており、1-6号を原本から補って全号通しての検索が可能に。継続刊行中。
「第三の道」第1号(1984年5月)~第7号(1989年3月)
※人智学出版社発行の雑誌(不定期刊)で、編集兼発行人は河西善治。西ドイツの緑の党(1号)、ヨーゼフ・ボイス(2号)、ミヒャエル・エンデ(3号)などを特集。5号「ボイスとエンデ」ではボイスの追悼も。全7冊か。
「日本人研究」第1号(昭和49年12月)~第7号(昭和58年1月)
※至誠堂→出光書店発行の、日本人研究会(幹事長は林知己夫)の機関誌。林の他、野本菊雄、加留部清、飽戸弘、馬場正人、杉山明子、岩男寿美子、香原志勢、高坂正堯、辻村明らが寄稿。全7冊か。
【閉鎖するデータベースのデータ、お引き受けします】
弊社は、閉鎖予定のデータベースのデータを引き取り、続けて公開します。図書館関係者の方から「科研で作られた有益なデータベースが、教授の退官時や公開サイトの閉鎖時に消滅してしまうものが多い」という声を聞いての取り組みです。
過去にお引き受けしたものに「日本の参考図書WEB版」があります。
詳しいお話をお聞きになりたい方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
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★皓星社出版ニュース
【新刊】
10月刊行
『国連特別報告者とハンセン病問題:ハンセン病患者・回復者とその家族に対する差別撤廃に向けた取り組み』
木村光豪著 A5判上製 576ページ 定価8000円
国際連合とハンセン病、双方は一見無関係にみえますが、国連による、人権問題としてのハンセン病に対する取り組みは、この15年で着実に進んできました。その経緯をたどり、さらなる人権保障の実現にむけた展望を探求します。
【近刊】
11月刊行予定
『学校では教えてくれない不登校の話:駄菓子屋ソーシャルワーカーと考えるきみの居場所』
山永和子著 46版並製 約200ページ 予価2000円
『学校では教えてくれない』シリーズ第三弾! 「学校に行くのがつらい」「昼夜逆転の生活が変えられない」「何をしても楽しくなれない」「ここではないどこかに行きたい」……そんな思いを抱えているのはきみだけじゃない。
「学校に行かない」=「悪いこと」という負のイメージがはびこる社会で、孤立してしまった子どもたちを、17年以上にわたり駄菓子屋・フリースクール・子ども食堂などさまざまな側面から支えてきた著者。
「何から変えていいか分からない」という子どもとその家族、そして学校との間に入り、培ってきた「生きるための学び」ーー進路の選び方・習慣作りのコツ・学校との交渉術ーーを考えてみましょう。
『鎌田慧セレクション8教育工場といじめ』
鎌田慧著 A5判並製 320ページ予定 予価3000円
1969 年、日本の教育は民主化教育から大転換しました。管理教育の実態とその 歪みから生じた「いじめ」を追う、『教育工場の子どもたち』 『いじめ自殺 12人の親の証言』を収録します。
12月刊行予定
『ライトノベル雑誌・少女小説雑誌目次集成』
山中智省・嵯峨景子共同監修 帯イラスト:竹本泉 B5判上製 本文1100ページ+索引2種 予価35,000円
「獅子王」「ドラゴンマガジン」「ザ・スニーカー」「電撃hp」「小説ジュニア」「コバルト」「小説wings」……現代日本のアニメ・マンガを中心としたサブカルチャーにおいて、ライトノベルや少女小説が重要な位置を占めるのは言を俟ちません。その誕生・発展にあたって雑誌が重要な役割を果たしてきましたが、どの雑誌に何という作品が載っているか、というような書誌的な情報整備は未だ手つかずのままでした。本書はライトノベル/少女小説研究のそれぞれ第一人者を監修者に迎え、30タイトルの雑誌の目次を1冊に集成! 約200ページの作品名索引/人名索引を付します。帯には竹本泉先生の描き下ろしイラスト付き!! 掲載雑誌の目次はすべてざっさくプラスにも登載されています。
『越境のアーティスト 富山妙子(仮)』
真鍋祐子監修 A5版並製 340ページ予定 予価3000円 ーー画家として、捨てることによって得る根なるもの、ラジカルな存在でありたい。女性として、アジア人として、日本人として、「語りの芸術(ナラティブ・アート)」を体現した富山妙子(1921〜2021)。油彩・リトグラフ・コラージュ・映像作品……多彩なメディアを用い、近代の歴史に埋もれた「恨」を掘り起こす巫女として、ポストコロニアル/フェミニズムの視点に立ったその画業は、没後海外を中心に急速に研究が進んでいます。本書は生前富山を支えてきた研究者らが集まった初の「富山妙子入門書」。
★12月には美術館での関連展示、トークイベントも多数予定!(横浜美術館、福岡田川市美術館etc)
【書評・掲載情報】※リンクありのものはウェブ上で記事が読めます
「ふぇみん」2025/9/25号 早尾貴紀著『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち』
「東京新聞」2025/9/25 マイク・モラスキー編『シリーズ紙礫1闇市』(コラム「大波小波」)
「芸術新潮」10月号 蓑崎昭子著『写真師 島隆』(「pick up 編集部のおすすめ!」)
「Art Collectors」10月号 蓑崎昭子著『写真師 島隆』(蓑崎昭子さんへのインタビュー掲載)
「パースペクティブ 雑誌『写真』の視点」 宇井眞紀子『Ene ku=an i アイヌ100人のいま 』(評:村上仁一)
「週刊読書人」2025/10/11号 蓑崎昭子著『写真師 島隆』(評:飯沢耕太郎)
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★フェア・イベント案内
【開催中フェア】『書庫をあるく』刊行記念フェア @紀伊國屋書店新宿本店
本書で取り上げた図書館・資料館、その館と関わった人々と関わる本を66冊リストアップ。「本のある場所がもっと楽しくなる66冊」として開催中。著者の選書コメントが入ったリーフレットも無料でお配りしていますので、ぜひ入手してください!
【イベント・メディア出演】
早尾貴紀著『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち』関連
10/5 早尾貴紀×豊田直己「〈10.7〉から2年、ガザ大虐殺はなぜ起きたのか、わたしたちには何ができるのか」@隆祥館書店
★2023年10月7日に起きたガザでの蜂起から2年。
『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち』は、帝国日本のアジアに対する植民地主義の歴史から、パレスチナの置かれた100年の歴史を洗い直す一冊です。
弊社noteでは、そのまえがきを公開中です。
安田浩一著『新版 学校ではおしえてくれない差別と排除の話』
10/8 安田浩一×アルテイシア『新版 学校では教えてくれない差別と排除の話』刊行記念イベント@大阪ロフト(10/22までアーカイブ販売中!)
10/10 李信恵x安田浩一『鶴橋SQUARE』刊行記念 @大阪MoMoBooks
10/20 『新版 学校では教えてくれない差別と排除の話』安田浩一さん 文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」出演予定
【出展情報】
10/22-24 図書館総合展@パシフィコ横浜
10/25-26 神保町ブックフェスティバル
11/ K-BOOKフェス(初参加!)
【選書フェアいろいろあります】
皓星社では、色々な選書フェアをご用意しています。ブックリスト(10〜100冊以上まで!)の中からお店向けのタイトルを選んでいただき、規模や時期はお店の都合に合わせて実施できます。開催希望の書店さま、いつでもお声かけください。リストやコメント付きの冊子など可能な限りご用意します。ご希望の書店様は こちら からご連絡ください。
『パレスチナ、イスラエル、そして日本の私たち』刊行記念フェア
“パレスチナ/イスラエル問題を「自分のこと」として考えるための23冊”
長年にわたりパレスチナ/イスラエル問題の歪みを発信し続けている早尾貴紀さんの、最近のご活動を中心に、同著者の『イスラエルについて知っておきたい30のこと』(平凡社)とあわせての選書ブックフェアをご用意しました。
複数書店にてフェアのリーフレットを配布中です。
『書庫をあるく アーカイブの隠れた魅力』フェア 「本のある場所がもっと楽しくなる66冊』
本書で取り上げた図書館・資料館、その館と関わった人々と関わる本を66冊リストアップ! 書庫を通じて本と本、人と人が繋がる「書庫のいたずら」を、フェアで表現してみませんか?
『もっと調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス2』刊行記念「調べの本」50選
前著『調べる技術』刊行時に全国15店舗以上の書店様で開催して好評を得た、小林昌樹さんが選書したブックフェア「『調べる技術』の小林昌樹が選んだ「調べ本」50選」の第2弾!
コメントをまとめた無料小冊子(とコメントポップ)もあります!
『鎌田慧セレクション-現代の記録-』フェア
鎌田慧さんが、ご自分が影響を受けた本・ご自分の分野と隣接する本78冊と、ご自身の著書55冊を選び、コメントを付してくれました!
日本の戦後社会の闇が浮かび上がるようなフェアの開催、いかがでしょうか?
【出版目録】
『皓星社出版目録』2023年10月時点で、在庫のある書籍300点弱を、書影・紹介文付きで収録しています。「書名索引」「人名索引」付き。 ご希望の方はこちらから。送料は無料です。
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☆近代出版研究所だより
「近代出版研究叢書・資料編」第5弾の河原努編**『出版社〈ミニ社史〉横断索引』**、皓星社ウェブストアで取扱中! 272頁、3000円です。今年の図書館総合展で開催される「としょけっと2025」にも出品します。
『あったかもしれない大東亜図書館学 ガラパゴス的日本主義図書館学の形成』『出版人物落ち穂ひろい 趣味の近代日本出版史』(各2000円)などを一緒にご購入いただく、と5000円を超えて送料が無料になりますよ!
『近代出版研究』5号は、最近注目されているエフェメラ、それも印刷物=プリンテッド・エフェメラの特集です! エフェメラとは「ポスターやちらしなど、長期の保存を前提としない印刷物」(出典:デジタル大辞泉)。すでに様々な方に寄稿を依頼しています。乞うご期待!!
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★ハンセン病資料館友の会だより
国立ハンセン病資料館が大好きで、応援したい! という市民の集まりです。皓星社の晴山が世話人の一人を務めています。市民の側からもいろいろなアプローチができるといいな、ということでイベントなど開催しています。
第12回開催:日時 11/9(日) 午後13:00~16:00
「SAYAMAみえない手錠をはずすまで」ドキュメンタリー映画上映と金聖雄監督さん講演
(ナビゲーター野島美香さん)
Xアカウント:https://x.com/hansentomonokai
FaceBook:https://www.facebook.com/hansentomonokai
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☆「皓星社友の会」のご案内
ご好評頂いている「皓星社友の会」、2025年度(2025年7月〜2026年6月)が始まりました!
年度初めの申し込みが一番お得ですので、是非ご検討ください!
◉特典
・友の会割引 弊社のすべての出版物を、15%引、送料無料でご購入いただけます。
・皓星社主催のイベント参加割引
・ざっさくプラス利用権(基本プラン)
・ご希望の雑誌の目次をざっさくプラスに搭載(時期は相談)。雑誌を貸していただける場合は、入力データを提供します。
・お誕生日プレゼント(お好きな弊社の本を1冊プレゼントします。価格上限は皓星社友の会の一般価格になります)
◉価格
一般:年間12,000円 学生:6,000円 (税別)
※学生割引を希望する方は、ご所属大学ドメインのメールアドレスでお申し込み下さい。
詳しくはこちらの「皓星社友の会」をご覧下さい。
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★ 編集後記
こんにちは。新人営業の田中です。今月は入社後はじめての出張営業で京都と大阪に行ってきました。10月7日の〈ガザ蜂起〉から2年を前に『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち』の早尾貴紀さんのイベントを開催してくれた大阪・谷町六丁目の隆祥館書店さんにうかがうことができました。店主の二村さんにあたたかく迎えてもらっていると、常連さんだというお客さんが7,8冊の本を抱えてレジに。そのなかには早尾さんの本と安田浩一さんの『新版 学校では教えてくれない差別と排除の話』が! 聞けば神戸で高校の先生をしている方がそうで、良い本があったら生徒さんにも広めてくれるのだとか。学校で教えてくれる差別と排除の話、だ。ほんとうにありがたい。現地で書店員さんとお話できるのは書店営業の特権ですが、読者さんと話せる機会は少ない。ここがお客さんに愛され続ける本屋だからこそめぐりあえた出来事だったと思います。(嬉しくてその後参加したMoMoBooksさんのイベント会場でさっそく安田さんに話した) 今月の最後の土日は神保町ブックフェスティバル! 初日はわたしもブースにいる予定です。みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。(田中)
今月も『ライトノベル雑誌・少女小説雑誌目次集成』の作業に追われて連載は休載です。来月は苦労話を書くよ……また特別編か……。本体は組み上がったらB5判で1100ページ(!)、現在は作品名索引/人名索引を作成中。人名だけでも9000人超。作品名の総数は不明(数千単位)。それにヨミを振らないと、五十音順に排列できないわけです。そのヨミフリ作業の真っ最中。例えば「スレイヤーズSP 獣使いのゆううつ」の場合、「スレイヤーズSP」「獣使いのゆううつ」の二つで引けないといけない。単純に作業は倍に。さらに「獣使い」は「けものつかい」ではなく「ビースト・マスター」と読ませるので、排列は「け」ではなく「ひ」に出てきます。そう、ライトノベルは特殊な読み方をする作品が多い! 単純に五十音を振っていく訳にはいかないのです。とりあえずNDLサーチ(人名ならWeb NDL Authorities)に作品名を入れてヨミをコピーをするところからスタート。「あれ、この作品、絶対に出版されているにNDLサーチで出てこない、何故?」web検索すると「超えて」が「越えて」と入力されていた、そうすると本文に赤字が発生……みたいなことが積み重なり、時間があっという間に溶けていくのです。
10/22~24は図書館総合展、10/25~26は皓星社古本市で、5日間出ずっぱり。図書館総合展に行く男性社員は私だけですので、即ち男性が私。お声がけいただければ幸いです。皓星社古本市は神保町ブックフェスティバルに合わせて毎年開催している、近代出版研究所周辺の古本フレンズ有志の持ち寄り古本市。今年も神保町のオタさん、兵務局さん、中根ユウサクさんといった名うての古本者が出品してくれる予定です。私は終日帳場にいます。(河原)
最近、初めて会う方とお話ししていた時のこと。その方は声を出すことができず、コミュニケーションに時間がかかります(思考は明瞭で、専用の道具を使って話します)。にもかかわらず、言葉の細部ーーたとえば「です」「ます」といった語尾や接続詞などーーを一切省略されませんでした。敬体をやめたら短縮できる時間と労力を惜しまないことに胸打たれました。先の言葉の予想がついたらこちらから「こういうことですか」と先どりした方が親切だろうかという頭が働いたのですが、ひどく違和感があってやめました。めまぐるしいスピードで言葉のやり取りをする社会では、話の先の展開に見通しがつくと、つい結論を先取りしたりされたりすることが少なくありません。それは無意識、ときには善意であるのでしょうが、一方で相手の言葉を奪うことでもあります。豊かな時間のあと、まずは相手の言葉を奪わないことが対話の第一歩という当たり前のことを思いました。『新版 学校では教えてくれない差別と排除の話』のなかで、安田浩一さんが「金井さんは相手の言葉を奪わない」と仰っていたことも思い出されたことでした。今月も連載類なしですが、皆元気にしております。(晴山)
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